漂着物の芸術作品 シーボーンアート展 来年1月24日まで
貝殻や海岸への漂着物を利用した芸術作品「シーボーンアート」の展示会が、愛媛県松山市高浜町5丁目の松山観光港ロビーで来年1月24日まで開かれている。
愛媛の豊かな海や自然について考えてもらおうと愛南町が2008年から年末年始に開催。シーボーンアート愛南教室(大石博美代表、約10人)の生徒が作ったランプシェードなど約25点を展示している。
愛南をイメージして作ったステンドグラス風のランプは、高さ約170センチの大作。町特産のヒオウギガイのほかガラスや真珠、ビー玉など多くの素材を組み合わせており、柔らかな光が訪れた人を包み込んでいる。
大石さんと町商工観光課の清水宏一さんは「シーボーンアートの優しい光を見て、ゆったりした気持ちになってもらえれば」と話した。作品は1月26日~2月21日、東温市志津川の愛媛大医学部附属病院でも展示する。